年代別に年金受給開始までに
いくら貯めておく必要があるか考えてみましょう。
32歳既婚家庭。子供2歳の3人家族
夫:サラリーマン 月収30万円。年収420万円
妻:専業主婦
年金受給開始まで、まだ30年以上あります。
今時の世相を反映して
夫の給料は昇給しません。
60歳で一旦定年退職します。
その後は1年契約の契約社員
給料は現役時代の半分。210万円です。
65歳まで勤めたと仮定します。
32歳から65歳までの所得合計
32歳~60歳まで
11,760万円
61歳~65歳まで
840万円
合計
12,600万円
これ税引き前です。
税引き後は
10,080万円
だいたい1億円ってところでしょうか。
1億円を33年で割ると
年、303万円が手取りになります。
303÷12=25万円
60歳まで
25万円以下で生活しながら
いくら用意しなければならないか考えてみましょう。
※30年後の受給開始年齢は70歳とか75歳とか
意見がありますが、考慮してたらキリがないので
あくまで65歳受給開始とします。
2015年に32歳の方が65歳になった時の西暦は
2047年。
1,2人で1人の老人を支える状況になっています。
諸説あり、60歳までにいくら必要か?
1億という説もあれば
楽観的なFAに言わせると最低2000万と
いう説もあります。
定年退職の退職金を当て込んで
2000万という数字を出してきていると思います。
そこで、ここでは
2000万を貯めるためにそうするか
考えていきたいと思います。
3%で運用した場合、
毎月3万5千円の貯蓄が必要です。
年収420万の方だと余裕見て
月25万として考え、そこから3万5千円を
貯蓄にまわしましょう。
子供にお金がかかる40代は貯蓄できないので
40代までの数年で1000万は老後資金として
キープできるようになってほしいと思います。
上記の方(32歳)だと8年で1000万の貯蓄。
月、10万強を老後資金として
老後のために貯蓄して下さい。
この試算はご主人の給料だけで考えています。
奥さんがパートに出るようになれば
家計も楽になると思います。
是非頑張って下さい。