老後貧乏暮らし年金だけ?
老後のお金、生活資金を年金だけでなんとかしたい。気持ちはわかります。でも、もうそれは無理です。
私が年金ブログを立ち上げた時、40代後半である今から動けば何か対策になるのでは?老後破産を防ぐために老後破綻対策としてこのブログを始めました。
現在、すでに年金を受給している方、60代、70代の方に話を聞いてわかったこと。
老後を年金だけに頼ろうとすると間違えなく破綻します。
ただし、例外もあります。
10年以上議員年金保険を納めた国会議員、県、市、村義員。
現在60歳以上の公務員。
1部上場企業で超有利な企業年金を手厚く掛けてきたサラリーマン。
年収1千万以上のサラリーマン。
生活保護者。
このままいくとかなりヤバイ人達は
現在50歳以下の中小企業に勤めている年収800万以下のサラリーマン。
自営業者。国民年金しか掛けてこなかった人。
離婚した主婦。
どんどん伸びる寿命
上の図は男性、女性がそれぞれ健康に生きている平均年齢と介護を必要にしながら生活する年齢の差を表しています。
女性の方が健康的に長生きします。
男性は80,2歳が平均寿命です。あくまで平均ですので、これ以上長生きする方は沢山います。生命表では90歳で4人に1人は生存しています。
現在50歳代の方は、上図の平均寿命の80歳まであと30年あります。その頃には寿命が伸びて90歳くらいになっているだろうと言われています。
そうなると100歳を過ぎても生存している人が沢山いても不思議ではありません。
問題は、おわかりですね?
お金がそれまで持つか?です。
シュミレーション1 子供と一緒に老後貧乏
25歳で子供が産まれ、65歳の時、子供は40歳。
子供に仕事はあるのだろうか?
人工知能の発展に伴い、10年後には人間の仕事がなくなる──。英オックスフォード大学のマイケル・A・オズボーン准教授が2013年にこんな論文を発表し、話題になった。オズボーン准教授が各職種の労働関連のデータに基づいて試算したところ、医師や小学校の先生は残るが、電話営業やタクシー運転手などは人工知能に代替されるという結果になった。
リクルートワークス研究所主任研究員の中村天江さんは、「すぐに人工知能が人間に取って代わるわけではありませんが、雇用環境は厳しくなります」。
40歳になった子供が仕事が無く、アルバイトだったら?
年金保険はちゃんと払っているのだろうか?
「公的年金が減額されたら?」
年金制度の健全性を点検した結果によると、経済が順調に推移した場合でも、今から29年後の2043年度に受け取る公的年金の額は月収の約51%。2014年度が月収の約63%ですので、今の水準からは減ることが予想されています。
「公的年金の支給開始が遅れたら?」
私たちの世代*は、年金を受け取り始める年齢が65歳。
「年金の支給開始年齢が引上げられるのは世界の常識なのかも?」で紹介したように、高齢化が進むことが予想されているアメリカ、ドイツ、イギリスでは日本に先駆けて、年金支給開始年齢を67歳や68歳へ引き上げることが決定しています。
「今より寿命が長くなったら?」
これからさらに何年生きるかをあらわす平均余命でみると、現在65歳の女性は10年前と比べて約1歳長生きになり、平均で89歳まで生きます。しかも2050年には92歳となる予測があり、とても他人事とは言えなくなりそうです。
子供が年金を受給する歳になっても生きている親世代。
人工知能に仕事が奪われ正社員としての収入が無い子供世代。年金も期待できない。
年金支給開始の年齢が引き上げ
年金の減額。
インフレによる物価上昇についてこれない年金額。
気が重くなってきた。。
老後の生活資金が枯渇しないように、今から準備できること。
プロのアドバイスを受けながら、資産を運用すること。
これは生命保険のサービスで無料で聞くことができます。
その後営業電話をしてこない所もあるので、事前にどこがいいのか調べる必要がありますが
プロのFPの提案を聞けるのでためになります。
個人年金保険を自分のパターンにあった内容で的確に運用すること。
おおまかに言うとこの2つで、老後破産、お金がない貧乏な老後を避けることができると思い始めました。