老後資金いくら必要だと思いますか?
持ち家があってローンが終了していて、退職金が2000万くら出て
厚生年金に加入している、現在50歳の方なら3000万円。
賃貸で、勤めていた会社が倒産して退職金も無く
貯金も無く、現在国民年金に加入している50歳の人なら
8000万円。
60歳になった時点で
これくらいないと老後貧乏になってしまうでしょう。
とはいえ、60歳で一応定年退職。
その後は定年退職前の給料の50%くらいで
嘱託となって年間契約で65歳まで。っていうのが一般的ではないでしょうか?
65歳まで勤められる人は恵まれた人でしょうね。
中小企業に勤めていた人は、60歳以降はアルバイト。
下手すると熟年離婚っていうのもあったりして
人生おもうように行きません。
■もっと現実的に試算しましょう。
Aさん48歳。妻45歳。
Aさん45歳の時に23年間勤めていた会社が業績不振で倒産。
退職金も貰えず、失業給付金を貰いながら転職活動。
45歳以上のため失業給付金は390日分支給(13ヶ月)
失業給付金といっても今は上限がるため
会社員当時は50万円、手取り40万あった収入が
失業中は17万円に。毎月23万円の赤字。補填は貯蓄から。
23万×13ヶ月=300万を貯蓄から使用してしまった。
35歳の時に30年ローンで家を購入したので
貯蓄はほとんどできない。
13ヶ月目にして電車で1時間の所にある会社に就職。
給料は30万円。手取り24万円。交通費は月額2万円かかるが
会社からは1万円が上限のため、持ち出し1万円。
ボーナスはこの5年出ていない。退職金は無い会社。
妻もパートに出て、給料が8万円。
世帯収入は手取りで32万円。
子供は中学生と小学生の2人。
親は田舎にいてボケてきているから将来介護が必要。
これからお金がかかる子供がいるのと
5年前にローンで購入した自家用車のローンがあと2年残っている。
毎月ギリギリの生活のため、貯蓄している余裕などは無い。
Aさんのお小遣いは月1万5千円。
会社の給料は実力主義の名の元で
昇給は無いに等しい。
ざっとこんな感じの人って今の日本で意外と多いです。
こういう人の場合、あと12年で5000万円貯めるのは
100%不可能でしょう。
ではどうするか?
副業で足りない分を稼いでいくしかないでしょうね。
60歳までの副業ではなく、それ以降、70歳、75歳まで稼げる副業が必要。
もっとも
今後年金の支給開始年齢は確実に上がるでしょう。
70歳、75歳が支給開始となっていくでしょう。
生涯現役で会社員。っていう人が日本で増えていくでしょう。
今は副業といっても、それが本業になるおそれが充分に可能性があるのが
今の日本です。
定期収入がある副業を始めた方がいいと思います。
初期投資がなくても始められて、一度仕組みを作れば
毎月定期的に収入がある副業。
そういう副業を50歳代のうちに作っていくことが必要です。
一度仕組みさえ作ってしまえば
毎月なにもせずとも、20万、30万が振り込まれる。
そういった副業を50歳代のうちに作っておきましょう。
そうすれば年金とは別に、毎月定期収入が見込めるようになります。