国民年金総合情報のブログですが
気になる方もいると思います。
厚生年金。サラリーマンの妻は実際の所
いくらもらえるのでしょうか?
その前に
国民年金と厚生年金のちがいを簡単にお話します。
国民年金は20歳以上、60歳未満の方すべてが対象になります。
厚生年金は誰もが対象にはなりません。
厚生年金は会社に雇われている人、あるいは
雇っている側の人のための年金です。が、
これは原則であって、
もし、勤めている会社が厚生年金に加入していなければ
正社員として仕事をしていても対象にはなりません。
社会保険の適用の届けをしていない零細企業の場合
正社員であっても、国民年金加入となってしまいます。
会社であっても、従業員が5名未満の場合や
農業等は国民年金になります。
ただ、昨今
そこそこの規模の会社でも、厚生年金に加入すると
会社負担が必要になり、業績不振で払えない場合等は
本来、違法ですが厚生年金に加入していない会社もあるので
注意が必要です。
徴収方法の違い
国民年金と厚生年金では徴収方法に違いがあります。
国民年金は自らが銀行で振り込む、カード支払い等、払う側が支払い方法を選択できます。
そのため、払わない人もいて問題になっています。
サラリーマンの場合は給料天引きなので、意識せずとも支払っていることになります。
しかし、中には業績不振のため
厚生年金の社員負担分を給料天引きしておきながら
社会保険事務所に支払わず、会社の運転資金にしている
会社もあるので、注意が必要です。
不安がある人は、年金機構に問い合わせてみる事をオススメします。
年金額は?
年金額は、会社負担がある分、厚生年金のほうが高い傾向にあります。
国民年金 月額と厚生年金 月額を比較すると
厚生年金の方が高くなります。
サラリーマン妻の年金額は?
20歳から60歳まで国民年金の第3号被保険者になります。
サラリーマン妻の場合、国民年金の支払いはありません。
1度も保険料を払わずに国民年金の老齢基礎年金が満額受け取れます。
ただし
パート等の場合、130万を超えないように注意して下さい。
超えてしまうと、国民年金を払わなければならなくなります。
また
平成27年現在の情報です。
この受け取り金額は今後変更になる可能性が充分ありますので注意しましょう。