今や国民年金は絶対払わないといけない保険料です。
ただし、所得が400万円以下であればとりあえず督促はきませんので
一時的に支払いは免れることはできますが。
今や、年金の支払い率は全国民の60%に満たないといわれていますが
本当は違います。
マスコミの情報操作にまんまとやられている人は意外と多いです。
厚生年金や共済年金まで合わせると
支払っていない人の割合は5%くらいです。
ほとんどの国民は払っています。
繰り返し言いますが、払っていない人は5%くらい。
少ないです。
一部の支払っていない人達の主張を
マスコミは面白おかしく伝えるので勘違いしてしまう人がいます。
年金保険料を払わないとどうなる?
25年の払い込み期間に達していないと
もらえません。
あたりまえです。
国民年金だと、実際に貰える金額は
2015年現在での試算です。
40年国民年金保険料を払い続けた場合の試算です。
とりあえす、払った保険料より多く受給できるようです。
ただ、問題があります。
この通りもらえるかはわかりません。
老後資金はいくら必要か?
一般に生活するだけだったら、年金が月15万ほど貰える場合で
60歳時点で5000万ほどと言われています。
90歳まで生きたとすると
年間180万円×30年=5400万
年金が貰えない人は
年金分を貯蓄しておく必要がありますので
1億円ほどを貯めておかなくてはならないでしょう。
25歳から貯金を60歳まではじめたとすると
35年あります。
年に275万貯金できれば
275万×35年=9625万円たまります。
275万を12ヶ月で割ると、月25万円くらいです。
毎月25万円の貯金です。
当然、今後は税金や社会保険料が高くなるので
生活費とあわせると、月に45万くらい手取りがないと厳しいでしょう。
月45万の手取りだと年収は税込み650万くらいです。
年収650万の人が国民年金を滞納すると
年間所得400万以上なので督促されます。
払わないと給料や財産が差し押さえられます。
結果的に年金保険料ははらわなくてはならなくなります。というか
強制です。
こう考えると、結局払っておいた方が得。ってことになりませんか?
問題もあります。
仮に年金保険料を払っていたとして
60歳までに貯金が5000万となると
毎月11万の貯蓄が必要です。
今後、ボーナスが無くなったり。退職金が出なかったり。
その前に会社が倒産したりしたら、
60歳までに5000万の貯金は無理でしょう。
ちゃんと保険料を払っても、老後貧困になるんじゃ?
そういった危機をはらんでいるのが今の年金システムです。