付加年金って知ってますか?
少ない掛け金で年金額をアップできる制度です。
意外と知られていない制度ですが、加入することで
現在の年金額をアップすることが可能な
家族手当のような年金です。
65歳以降、老齢厚生年金を受け取る人が65歳未満の配偶者や18歳年度末までの子がいる場合、一定の要件を満たせば老齢厚生年金に上乗せされる年金です。
ものすごーくわかりやすくお話します。
付加年金の保険料は毎月400円です。
10年間(120ヶ月)加入したとします。
400円×120ヶ月=4万8千円
将来受け取れる年金額は
200円×120ヶ月=2万4千円
この2万4千円が生きている限り毎年受け取れます。
2年で4万8千円になりますから、
初期投資分は2年で回収できるということです。
20年生きていた場合は
2万4千円×20年=48万円。
4万8千円が48万円になって返ってきたということです。
お得だと思いませんか?
付加年金はお手軽
手軽に始められます。
市区町村役場の国民年金の窓口か
年金事務所で「付加年金を払いたい」と言うだけ。
保険料は毎月400円!
いつ始めてもいいし
いつやめてもいい。自由にできます。
付加年金デメリットは?
こんな有利な年金なので
もっと沢山掛けたい。と思う方も多いでしょう。
こんな年金があると国の財政も破綻してしまいます。
いくらでも掛けることはできない。ということ
付加年金を納められる人は
国民年金を払っている人だけが対象。
厚生年金を払っている人。
国民年金基金に加入している人。
保険料を滞納したり、減免したりしている人は入れません。
老齢基礎年金で満額の80万ほどを受け取る人は
後期高齢者医療制度や介護保険制度の優遇が
受けれなくなる可能性がでてくるので注意が必要です。
この付加年金は
国民年金にしか加入していない人が条件になります。
付加年金を知っているか知っていないかで
将来貰える年金額に差がでるとしたら
しかも毎月たった400円
日割り計算すると
1日あたり13.3円。
これだけで、毎年2万円ほどが亡くなるまで貰えるのですから
いまから入っておいて損はないのではないでしょうか?